2009年06月22日

Poetry Garden Radio 5/ A Sword of Macbeth, a king who killed the king

王(王殺し)「桜」―
A Sword of Macbeth, a king who killed the king
「マクベスの剣」




今回は「マクベスの剣」と題して、王(王殺し)さんの「桜」を朗読しました。こ
の作品は日本
WEB詩人会http://www.poet.jp/
「詩の投稿」欄3月27日の投稿とし
て読むことができます。



その他のソース:

王さんの
HP
 
http://yuuai.net/killtheking/
 

たかぼさんの
HP 
http://homepage.mac.com/takabo2001/artycrafty/

現代詩フォーラム
http://po-m.com/forum/ 

是非ご覧ください。
 



今まで倫理というテーマに関心を寄せてきました。前前回の奥主さんの作品が社会
的な、あるいは政治的な倫理に重点があったと思うんですが、王さんの方は一人の
個人の決断について王さんの倫理観を訴えてきます。王さんの倫理観は伝統的な倫
理観に反して死者を糾弾するような表現になっています。

世間で、非常に信用されている方法に自然科学をモデルにした実証的な方法がある
と思うんですが、つまり、経験的に見たり聴いたりでき、測定可能であることが前
提になります。息子を殴りつけた親父もまた息子を黙って許す母親も、時にして倫
理的シンパシーを持つこともあれば、逆に時として嫌悪を感じる場合もあると思い
ます。同じ行動に対して、全く別の反応が倫理的であると、或いは非倫理的である
と感じる直感に従う限り、所謂科学的方法で倫理の法則を見つけ出すのは難しいの
ではないでしょうか。

それでは倫理的なものというのは、それぞれの人の唯の気分、或いは好き嫌いとい
う感情なんでしょうか。そうだとすると人間はかなりおぞましい生き物です。大量
殺略などを簡単にやってのけます。また、それがその当事者の気分だとすれば、第
三者はそれに対して利害または感情以上の批判するということはできないのでしょ
うか。感情だとしても道徳というものはそんなにあやふやな頼りない感情でしょう
か。


そうかしら??


そういうところは芸術にています。唯の感覚なのか?良し悪しなんてないのか?自
己満足なのか?


とは言っても、僕たちは実生活で倫理的な決断を日々していて、それが詩のモチー
フになり実際にこうやって作品が出来上がっています。王さんなどの作品を読む
と、王さん一人の感情の吐露というよりは、一つの強い主張を感じます。ですか
ら、やはり、詩というものは何かを語っている、或いは語りえるように思います。

生というのは死への過程で、死んでいく行為が生ですので、自殺というものも生の
一つの選択肢だという考え方もあるのではないでしょうか。僕はそう思います。死
んだ人にはそこまで思いつめたのだから。日本的な美観を言えば死ねばだれでも仏
様です。しかし、王さんは僕のような考え方や世間のタブーに逆らい、友人を糾弾
していきます。

倫理的な判断というものを良し悪しの判断と考えた場合、何が判断の基準になるの
か確かに解りにくいでしょう。「放り出されたものを後から拾うのだってたくさん
だ」とい一説に鑑みて、倫理的な判断を責任を持てる行為の判断と考えてみた場合
どうでしょうか。

僕自身は責任と言う言葉を嫌い、responsibilityという言葉を愛します。その行為の
結果に対して、詩は責任をとることはできないでしょうが、
response
することはで
きるでしょう。また、そういうものが詩なのかもしれない、と思います。

 最後になって恐縮ですが、王さんどうもありがとうございました。























by r.k.





posted by rudolfkirsch at 10:46| 北京 | Comment(3) | TrackBack(0) | Poetry Garden Radio | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
朗読やテキストもさることながら、それを通じてのm.quiさんの世界観の展開、の様なお話がとても好きです。これからも楽しみにさせていただきます。
Posted by 北村守通 at 2009年06月27日 03:42
I thought at the beginning when I started writing poems on web sites I do not need to tell anything so long as I am writing some works, poems. I established the "contemporary poetry magazine" years ago and then I had opportunities to tell about me, or what I am considering about poems. I am still suspicious about telling something about poems. I did and do not like to say anything about it. So I let Mr. Kirsch talk. It is only the proof for a meaning of telling about poems if there are some listeners on this radio station. I will say he should be very happy about your comments. Many Thanks!
Posted by m.qyi/rudolf kirsch at 2009年08月07日 23:54
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Posted by christianlouboutin at 2013年07月16日 22:19
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